麻雀ルール表テンプレート
設定欄には「あり」だけでなく、点数や枚数まで書きます。「赤牌あり」では枚数が分からないので、「赤五萬、赤五筒、赤五索を各1枚」のように内訳を添えます。
| 分類 | 確認項目 | 今回の設定 | 確認の目安 |
|---|---|---|---|
| 点数と精算 | 持ち点 | 点 | 対局開始時に全員が持つ点数 |
| 返し点 | 点 | 半荘終了時の基準点 | |
| ウマ | / | 順位に応じて加減する点 | |
| オカ | あり/なし | 持ち点と返し点の差から生じるトップ賞 | |
| チップ | 1枚 | 対象、成立条件、1枚の価値、支払い方 | |
| 同点時の順位 | 起家順、順位点の折半など | ||
| 牌と役 | 赤牌 | あり/なし 計 枚 | 萬子、筒子、索子の内訳も書く |
| 喰いタン | あり/なし | 鳴いたタンヤオを認めるか | |
| 後付け | あり/なし | 役を後から確定できるか | |
| 切り上げ満貫 | あり/なし | 30符4翻、60符3翻の扱い | |
| 役満の重複 | ダブル役満と数え役満の扱い | ||
| 進行 | 東風戦か東南戦 | 何局まで行うか | |
| 飛び | あり/なし | 0点、0点未満のどちらで終了するか | |
| 和了り止め | あり/なし | オーラス親の和了で終了できる条件 | |
| テンパイ止め | あり/なし | オーラス親のテンパイで終了できるか | |
| 本場 | 1本 点 | ロンとツモの加点方法 | |
| 供託 | 対局終了時に供託が残った場合の受取人 | ||
| 複数和了 | ダブロンか頭ハネ、トリロンか三家和 | ||
| 連荘条件 | 和了連荘か、テンパイ連荘か | ||
| チョンボ | 罰符と局のやり直し方を決める | ||
| 三麻のみ | 使用牌 | 一般には萬子の二から八を抜く | |
| 北抜き | 抜きドラか役牌か、手牌に使えるか | ||
| ツモ損 | あり/なし | 北家分を受け取るかどうか | |
| チー | あり/なし | 多くの三麻ではチーなし |
三麻の取り決めは地域やサービスによって異なります。三麻ルール一覧には、北抜きやツモ損を含む確認項目をまとめています。
持ち点、返し点、ウマ、オカの関係
対局は持ち点から始まり、半荘終了時の点数と返し点との差を素点として計算します。そこへ順位に応じたウマを加減します。持ち点より返し点が高い場合、一人あたりの差額を全員分合計したものがオカとなり、トップの成績に加わります。
| 項目 | 決める内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 持ち点 | 開始時に配る点棒 | 25,000点 |
| 返し点 | 終了時の素点を出す基準 | 30,000点 |
| ウマ | 順位による加点と減点 | 10/30なら1着+30、2着+10、3着-10、4着-30 |
| オカ | 持ち点と返し点の差をトップへ集める | 25,000点持ち30,000点返しなら合計20,000点 |
(30,000点 − 25,000点)× 4人 = 20,000点
この例のオカは20,000点です。1,000点を1ポイントに換算すると、トップに20ポイントを加えます。ウマ10/30も採用する場合は、1着の順位点である+30ポイントを別に加算します。
「25,000点持ち」だけでは精算方法が決まらない
25,000点持ちでも、25,000点返しならオカはありません。30,000点返しなら、4人分の差である20,000点がオカになります。精算方法が伝わるよう、持ち点と返し点は一組で記入します。
チップは対象と支払い方まで決める
チップの欄には、対象、成立条件、1枚の価値、支払い方を記します。たとえば、赤牌、一発、裏ドラを対象とし、門前で和了した場合だけ成立するルールなら、支払い方は「ロンなら放銃者、ツモならほかの全員」と書きます。1枚の価値だけを決めても、実際の受け渡し方は伝わりません。
チップは点棒によるスコアと分けて記録しておくと、競技成績とチップの増減を混同せずに済みます。
終局と連荘の条件
進行ルールでは、半荘が終わる条件を具体的に書きます。飛びを採用する場合は「0点で終了」と「0点未満で終了」のどちらかを選びます。和了り止めも、トップの親が終了を選べる方式と、条件を満たした時点で自動的に終わる方式を区別します。
- 東風戦か東南戦かを選ぶ。
- 飛び、和了り止め、テンパイ止めの有無と条件を書く。
- 親が連荘する条件と、1本場ごとに加える点数を決める。
- ダブロンを認めるか、頭ハネとするかを決める。
- 三人の同時和了は、トリロンを認めるか、三家和として流局にするかを決める。
- 誤ロンやノーテンリーチなど、チョンボに該当する行為と罰則を書く。
公式ルールの設定例
四人麻雀の公式ルールでも、競技団体によって開始点と順位点は異なります。次の表は、Mリーグと最高位戦ルールの設定例です。ルール名だけでなく、持ち点、返し点、順位点まで書くと、採用する設定が伝わります。
| 公開ルール | 持ち点と返し点 | 順位点 |
|---|---|---|
| Mリーグ | 25,000点持ち、30,000点返し | +50/+10/-10/-30 |
| 最高位戦ルール | 30,000点持ち、30,000点返し | +30/+10/-10/-30 |
最高位戦の競技規定には、複数のルール区分があります。大会でも仲間内の対局でも、実際に使うルールを確かめて、持ち点や順位点を表に残します。
麻雀ルール表でよくある質問
ウマとオカは両方必要ですか?
必須ではありません。30,000点持ち、30,000点返しならオカは生じません。順位点を付けないルールでは、ウマも使いません。採用しない項目は「なし」と記入します。
ルール表はどこに置き、どう共有しますか?
対局者全員が読める場所に置きます。紙なら卓の脇に置き、データなら対局前に共有します。途中で内容を変えた場合は、どの半荘から変更したのかも残してください。
三麻でも同じ表を使えますか?
使えます。三麻では、北抜き、ツモ損、使用牌、チーの欄も埋めます。点数の支払い方がルールによって変わるため、「三麻」とだけ書かず、採用する方式まで記してください。
出典
- Mリーグ 公式戦ルール:25,000点持ち、30,000点返し、順位点の出典(2026年8月9日閲覧)
- 最高位戦日本プロ麻雀協会 最高位戦ルール・概要:最高位戦ルールの開始点、返し点、順位点の出典(2026年8月9日閲覧)
- 日本プロ麻雀協会 競技規定:オカの定義の出典(2026年8月9日閲覧)
公開ルールは改定されることがあります。対局前に最新の規定を確認し、参加者で決めた設定をルール表に記入します。